初参加。JAWS DAYS 2024
直近幸いにも仕事柄、AWS関連のイベントに参加させていただくことが多く、AWSイベント熱(?)が高まっていたこともあり行ってきました。
詳細なセッションレポートのようなことは他の皆様方に任せるとして、初参加してみて感じたことを忘れないうちにメモを残そうかなと思います。
初めてのJAWSイベント
会場となっていた池袋サンシャインシティといえば、自分にとっては技術書典の会場のイメージがありました。エンジニアになった年から比較的コンスタントに来てたんですよね。
ただ、技術書典自体も、技術者コミュニティとして熱気を感じる熱いイベントなのですが、自分はお望みの本を買って、それで全部になってしまっていて、ある種「買い物する場所」になってしまっていました。積極的に著者の方と話に行けばいいのかもですが、なかなか自分の性格的にもそこまではいけず…
そんな中で初めてAWSのユーザーコミュニティイベントに参加なので、どういう過ごし方するかも想像つかぬままだったもので、「しまった。無計画に来てしまったな。ユーザーコミュニティのイベントってどういう感じなのだろうか」という感触のまま当日を迎えてしまっていました。
ただ、そんな不安する必要はなく、存分に楽しめました。色々感想を書いていきます。
充実のセッション
まず、一番印象に残っているのは、「セッションのラインナップがすごく充実している」ということですね。
自分が聴講したのは
- 【KEY-1】Keynote
- 【E-1】CIer・SIer集まれ!!クライアントワークな私たちとAWSの良い関係を考えよう!
- 【B-4】国内東西リージョンでウォームスタンバイのDR設計をした話
- 【B-7】長岡花火公式アプリについて〜地元新潟県が誇る花火大会のアプリを作りました〜
- 【B-11】恒例!ソリューションアーキテクト怒涛のLT
どれもすごく学びのあるものばかりでした。
普段の自分の仕事柄もあるかもですが、E-1のセッションなんかはすごくリアルな実感を持てるいいセッションでした。
各社からの登壇者の惜しみないノウハウ提供とも感じる発言のそれぞれがとても勉強になった。
自分の前職はIT業界ではなく、同じ業界の他社同士が交流するということがあまり想像できなかったので、IT業界のこういう「横のつながり」で情報が交流される感じというはすごくいいなと感じましたね。
果たして自分がそういう交流しているかというとなかなかですが、会社内に留まらずこういったコミュニティイベントに参加して、学びを増やしていこうかなと思いました。
BuilderCards
無計画なJAWS DAYS参加だったながらも、唯一、計画的に動いたのがBuilderCards体験会。
予約のための列に並んで参加枠を確保して、無事参加。
ルールの詳細を文字だけで説明するのは大変なので割愛しますが、言うなれば
「オンプレミス主体だったシステムが、ターンを経るごとに、徐々にクラウドの血を取り込んでいき、最終的にWell-Architectedになっていく」
って感じですかね。
初プレイの体験会ということで、ルールを教わりながらだったということもあるのですが、最初のうちはオンプレミス主体(の手札)であんまり動きがないけれど、徐々にクラウド(の手札)が増えてくるに連れてスピード感が増してくる感じが、すごく現実世界にありそうで、面白かったです。
カード現物もいただけたので、ぜひ会社の同僚とかと遊びたいな。(1人じゃ楽しめない…!)
企業ブース
スタンプラリーはコンプリートできませんでしたが、各企業による出展ブースも楽しめました。
昨年11月にラスベガスで開催された re:Invent 2023にも行っておりまして、そこで”Expo”と呼ばれる企業ブースは回りましたが、そこだとどうしても日本市場に進出していない企業もあるわけで、あまり具体的な実感を持って話を聞くことができたかったところもあったのも事実。
一方、今回は日本国内で展開している企業の担当者の方と(しかも日本語で…!)やり取りをしていけたので、すごく実感を持って「こういうふうにプロダクト、サービスを展開されている企業があるんだ」と気づきを得ることができたのが、良い経験になりました。
最後に
なんだか、ただの感想記事になっちゃいました。まぁ、今後自分が見返した時に思い返すのに役立てばいいかな。
JAWS DAYSはユーザーコミュニティのイベントなので、何か交流を深める。という側面もあるとは思うのですが、今回は「見て回る」に徹してしまっていたので、ちょっともったいなかったかなというのは反省かなぁ。
KeynoteでJeff Barrさんも「楽しみ方は人それぞれ」と言っていたはずだと自分に言い聞かせつつも、今後はこういうコミュニティイベントにより深く入っていきたいかなと感じました。
ただ、その見て回るというだけでも気づきや学びは多かったので、収穫は間違いなくありました。
今後もこういうイベントは参加していこうと思った次第です。