初参加。 SRE NEXT 2025
初参加。 SRE NEXT 2025
やはり日常業務とは異なる視点で物事に向き合える、こういったイベントはとても貴重ですね。
SRE NEXT 2025
に参加してきました。
2025年7月12日(金)・13日(土)の2日間、TOC有明にて開催されたイベントです。
去年このイベントの存在に気付いたときは開催直前で、予定のやりくりがつかず諦めていました。
一方で今年は、当日までに関連イベントがSNS上に流れてきていて、それが定期的に参加を促すリマインダーになり、無事に参加できました
金曜日・土曜日の組み合わせはありがたいですね。仕事のやりくりがつかなくても、土曜日の分は参加できるし、2DAYS参加することになっても仕事の休みは1日だけで済む。
今回私は土曜日だけの参加でしたが存分に楽しむことができました。
SREについて
IT業界でキャリアを始めた頃は、「SRE」という言葉を意識することはありませんでしたが、IT業界でのキャリアを始めた時から信頼性にまつわる対応(障害対応、監視、脆弱性対応など)をやってきていたもので、SREの考え方に関して縁深いものでした。
SREの領域に接していることもありつつ、今後のキャリア構築に少し行き詰まりを感じていたこともあり、新たな気づきを得ようと参加してみました。
参加して
SNSにも書いた通り、はじめての参加で雰囲気も分からず不安でしたが、実際に参加してみて本当に良かったと感じました。
こういうイベントって、資料などは多くの場合後から公開されるなどすることもありますが、でもやっぱり後追いでそういう情報を得るのって鮮度が落ちていたり、正直なところ「後で見ておこう」となって結局そのままになってしまうことがあるのも現実。
実際に各セッション枠に合わせて会場を移動し、メモをとりながら話を聴いたり、プレゼンのおもしろい部分では会場全体が笑いに包まれる場面を見たり、そういった体験をしながら聴いた話は血となり肉となる実感がありました。
どのセッションも非常に勉強になり、日常の仕事だけの視点ではなく、それを大きく拡張してくれるような内容ばかりでした。
聴講したセッション
ちなみに私が聴講したセッションは以下の通り
- すみずみまで暖かく照らすあなたの太陽でありたい
- 発表者: 戸田宏司さん(株式会社ヨドバシリテイルデザイン)
- 数万リソースのCI/CDを爆速に!Terraform・ArgoCD改善の全記録
- 発表者: 石川雲さん(株式会社サイバーエージェント)
- 日本一のM&A企業”を支える、少人数SREの効率化戦略
- 発表者: 木村奈美さん(株式会社GENDA)
- ロールが細分化された組織でSREは何をするか?
- 発表者: 長内則倫さん(KINTOテクノロジーズ株式会社)
- 150サービス連携を3人で運用する現場から ー 創業4ヶ月目におけるオブザーバビリティの実践
- 発表者: 蒲生廣人さん(Dress Code株式会社)
- SRE with AI:実践から学ぶ、運用課題解決と未来への展望
- 発表者: 吉井亮さん(株式会社MIXI)
- 大量配信システムにおけるSLOの実践 :「見えない」信頼性をSLOで可視化
- 発表者: 土谷優五さん(株式会社プレイド)
- ARR150億円、エンジニア140名、27チーム、17プロダクトから始めるSLO
- 発表者: 佐藤沢彦さん(株式会社SmartHR)
- SREの次のキャリアの道しるべ 〜SREがマネジメントレイヤーに挑戦して、気づいたこととTips〜
- 発表者: 川崎雄太さん(株式会社ココナラ)
- ポスト・コロナ時代のSaaS企業におけるコスト削減の意義
- 発表者: izziiさん(テックタッチ株式会社)
- システム障害対応のツマミになる話
- 発表者: 木村誠明さん(株式会社野村総合研究所)
今振り返ると、11セッションも聴いていたのか……!学びにしっかり集中できた、良い過ごし方だったなと思います。
セッションそれぞれの長さもちょうどよかったですね。
セッション以外の催し物
セッション以外にも、アンケートの展示物があったり、
モニタリングツールのユーザーグループが勢揃いしているブースがあって、各ツールのダッシュボードのデモを見たりできて面白かったです。
ソロ参加だったので、懇親会もキョロキョロしながら参加していましたが、幸い何名かの方とお話することもでき、普段の仕事の領域とはまた違う人たちからお話を聞けたのが良かったですね。
参加レポートなどを見ると去年は華やかなクラブ会場での懇親会だったようですが、今年は典型的な?懇親会の形式でした。初参加した身としてはそれくらいでちょうど良かったのかもしれません(笑)
まとめ
取り留めのないただの感想ばかりになってしまいましたが、各セッションのレポートのようなものは、他の参加者のブログ記事に任せようと思います。
参加した事実を忘れないように書き残したいだけの記事でした。
ただ、ちょっと心残りなのは、スポンサーブースをうまく回れなかったことですかね。見たいと思っていたセッションの合間にみに行く形でしたが、大盛況だったのでなかなか空いたタイミングを計らってブースの方とお話しすることができず。
これは次回参加するときの宿題にしようと思います。